飲食店を開業するには、様々な備品が必要となります。
どのような備品が必要となるのか、主なものを分類ごとにご紹介しましょう。

調理用の備品

調理場の備品には、鍋やフライパンなどの調理器具に加えて、作業代、ボウル、バット、ザル、タッパー、包丁、トングなどがあります。
こうした調理用の備品は、こまごましたものも多いですが、大型でお金のかかるものもあります。

そのようなものについては、新品だけでなく、中古品やリースなどを利用したり、業務用ではなく家庭用のものを選んだりする方法もあります。
調理用の備品は、作業効率や調理のしやすさにも考慮して選ぶことも大切です。

客席用の備品

客席用の備品には、テーブルやイス、ソファ、調味料入れ、カトラリーケース、おしぼり、ナフキン、テーブルクロス、メニューブックなどがあります。
こうした客席用の備品は、お客様の目に触れるものばかりですので、きちんとお店のコンセプトに合ったものを揃えることが大切です。

食器類

飲食店に必要な食器類には、皿や器、茶碗、お椀、グラス、カップ、箸、フォーク、スプーン、ナイフなどがあります。
飲食店には、カフェや居酒屋、バー、イタリアン、フレンチ、和食など、様々な形態がありますが、それぞれに合わせた食器が必要となります。
また、破損しやすいものでもありますので、いつでも補充できるように、定番のシリーズものを選び、食器全体で統一すると良いでしょう。

宣伝用品

飲食店を開業したら、宣伝することも忘れてはいけません。
お店の宣伝に欠かせない備品には、のぼりや看板、ポスター、メニューボードなどがあります。

いずれも様々なタイプのものがあるので、お店のイメージに合ったものを探すことができるでしょう。
またインターネットを使ってお店の宣伝や予約管理、集客をアップさせる方法もあります。
この場合はパソコンも必要になります。

飲食店開業時には、この他にも、制服やエプロン、看板、事務用品、掃除用具などが必要となることもあります。
このような情報を参考に、開業する飲食店に必要な備品をリスト化して、揃え忘れのないように開業までにしっかりと準備しましょう。

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