飲食店開業の際にあらかじめ必要な設備とは
飲食店を始めるには、店にどのようなものがあれば大丈夫だと思いますか?
料理を作るための厨房設備。お客さんが料理を食べるための椅子やテーブル。お店を始めるには、たくさんの設備を準備しなければなりません。
飲食店開業に必要な設備は決まっている?
飲食店を開業するためには、まず管轄の保健所へ食品営業許可申請を提出し、許可をもらわなければなりません。
許可がもらえる条件として、店に1人は食品衛生責任者の資格を持った人がいること。
そして、店の設備が各都道府県が定めた施設基準を満たしていることです。
施設基準とは、例えば手洗い設備があるか。壁や天井が掃除し易い構造かどうか、流しが2槽以上あるかなどです。
詳しくは、保健所で教えてもらえるので店舗の内装工事をする前に必ず確認しておきましょう。このように飲食店開業前には、必要な設備をそろえなければなりません。
店舗に設置する設備の選び方
では実際にこれから店で使っていく設備類をどうやって選んでいけば良いのでしょうか。特に厨房設備は毎日使うものなので慎重に選ぶ必要があります。使い易さや丈夫さ。また自分に合ったものを選ぶと、使いやすく体への負担も違ってきます。
厨房設備は新品になると値段が高いので、リサイクルショップを利用することもお勧めです。使用期間が1~3年のものなら中古でも長く使えるでしょう。
また、店に置くテーブルや椅子は、店全体の雰囲気に合ったものを選びましょう。あまり特徴的なものだと壊れた場合に代替品が見つからない恐れもあるので、シンプルなものの方がお勧めです。 実際に椅子に座り、テーブルの高さとの関係もチェックしておきましょう。
意外と重要な照明
また、照明一つで店の雰囲気はぐっと変わります。お客さんにゆっくりくつろいでもらえるような店にしたいなら間接照明やオレンジ色などの穏やかなものを使うと良いでしょう。清潔感あふれる爽やかな店にしたいなら明るい照明がお勧めです。
また照明は電気代がかかるので、LEDを使いコストを削減させましょう。
このように飲食店を開業する前には設置しなければならない設備が決まっていることが分かりました。特にお客様が過ごすフロアの椅子やテーブル。照明はお店の雰囲気を左右させるだいじなアイテムとなります。
店のコンセプトをはっきりさせ、それに合うものを見つけていきましょう。