カフェ開業時のコーヒーメーカー選びのポイントとは
昨今のカフェブームの中で、チェーンのカフェも増えています。駅前には必ずと言っていいほど喫茶店が存在しますし、勉強や待ち合わせ、ちょっとした打ち合わせなどに便利なので利用者が減ることはまずあり得ないと言っていいでしょう。
そのような中で、カフェ開業を目指している方に、コーヒーメーカー選びの基本ををお話します。
コーヒーメーカー選びの条件とは?
コーヒーメーカーを具体的に選定する前に、まず、最低限決めておかなくてはいけないことがあります。
コーヒーの種類を考えましょう
ドリップ
エスプレッソ
どちらを提供するのか、あるいは両方か。
マシンの大きさにおおきく左右します。またお客さんの傾向もかわるので、大前提として決めておいた方がいいことです。
その他、ブレンドやカプチーノ、カフェラテ、ココアなど、どのような内容のメニューを提供したいのかを考えておきましょう。
見込んでいる客数を考えましょう
1日当たりだけでなく、1時間単位で考えるとコーヒーメーカーの性能別で選びやすくなります。
客数は、[ カフェの開業に必要な坪数・広さはどれくらい? ]が参考になるかもしれません。
マシンのデザインがお店にあうかどうかも重要です
コーヒーメーカーはカフェの顔でもあり、お客さんの目の付くところに置かれます。
現実的に言うと流行り的な部分も多いですが、スターバックスやタリーズなどエスプレッソマシンを置いているので、
コーヒーメーカー(マシン)=エスプレッソ
というイメージはやはりあります。
製造者別に見たコーヒーメーカーの特徴
実際に販売されているコーヒーメーカーにはどういったものがあるのでしょうか。
ドリップ式、エスプレッソ式、それぞれについて、ユニークなものをご紹介致します。
まずドリップ式コーヒーメーカーでは、
ブルーマチックC-22(ブルーマチックジャパン株式会社)が使い勝手が良いです。
給水が水道直結式で手間いらずな上、抽出の時間、量、蒸らし時間までもボタン一つで簡単に切り替えられます。
お店が繁盛してきて、忙しくなってくると大変重宝します。
次にエスプレッソ式ですが、先ほどのブルーマチック社以外にベーエムエフジャパンら販売されています。
WMFビストロII(ベーエムエフ)は、エスプレッソからカプチーノ、ラテに至るまで、ボタン一つで自動的に抽出の切り替えが可能です。機器としては高額ですが、安心して使えるマシンだといえます。
購入?リース?カフェ開業ではどっちがお得?
最後に、購入するかリースにするかの選択についてご紹介致します。
ご存じの方も多いかと思いますが、毎月低価格で5千円~数万円でコーヒーメーカーをレンタルしてくれる業者も多数あります。
逆に一括購入すると、例えばエスプレッソ式のものなら50万~300万円程度かかります。
開業時の出費をこれ以上かけられない、という場合には当面リースで済ませるのもありかもしれませんが、長い目で見ると、購入のほうがお得になると思います。
また、レンタル品はピンキリで、価格の安いものはあまりおいしくありません。
もっと言うと、カフェの顔でもあるコーヒーメーカーは、自分でしっかり選んだものを長く大切に使ったほうが仕事に精もでるのではないでしょうか。
コーヒー豆メーカーが無料でマシンを提供してくれる場合もあります
最低限コーヒーが淹れられる程度のマシンです。コーヒー専門店としてはいまどきでは無いと思います。コーヒースタンドなどで低価格で勝負する方や、軽食がメインでというのであればアリかもしれません。
コーヒーメーカー選び注意すること
メーカーや代理店がメンテナンスがどの程度頻度に早く対応してくれるか
メーカーに寄っては代替え機をすぐに貸してくれる所もあれば、修理が早い会社もあります。
保証や修理料金的な部分もあるので、よく確認して決めてください。
同規模のカフェでどのマシン(メーカー)が使われているかチェックするのもいいと思います。
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