カフェ開業の事業計画書の書き方
カフェをはじめ、何か開業したいと考えた場合、どんなお店にするのか、またどのように経営していくかが重要になります。
そのためには、事業計画書を作成して具体的な計画を明確にすることです。
事業計画書を作成することにより、資金調達や事業支援などの際に、自分の計画を相手に明確に伝えることができます。
では事業計画書は、どのように作成すればいいのでしょうか。
ここでは、カフェ開業の事業計画書の書き方について見ていきましょう。
事業計画書に最初に書くべきこと
事業計画書の最初に書くことは、
開業する場所
開業予定日
開業予定者のプロフィール
などを明確に書いていきます。
個人事業主か法人にするのかも計画として決めていきます。
開業する動機はとても重要なもので、自己的なものではなく、社会・経済に貢献できるものを織り込んだ方がいいです。
「儲かりそうだから」という自己満足的なものではなく、誰からも支援されるような内容にしましょう。
セールスポイントを明確に
開業内容に関連する職歴があれば、しっかりアピールします。
また、カフェに関係する資格があれば、それも記載しましょう。
セールスポイントでは、カフェで提供するメニューの具体的な内容や独自性のポイントを記載します。
メニューを見て、ターゲットとする客層をわかりやすくすることが大事です。
目標としている店舗や競合する予定になる店舗もピックアップして、それらに対する優位性を考え記載すれば、事業計画がより一層明確になります。
全然セールスポイントが無い場合
未経験で、開業しようという方は特に書くことが無いという方が居ます。
そのようなときは、すぐに取得できそうな資格や職歴を探して書くという手もあります。
カフェのワンデーセミナーに参加して、民間資格を取得するだけでも、皆がそのセミナーのことを知っている訳では無いですし、何もしていない人より信頼は高いといえます。
間違っても嘘を書くのは、絶対にダメなことです。信用を失いますし、リスク大です。
資金管理の重要性
カフェの開業では経費管理が特に重要です。
また、販売先と仕入れ先をきちんと把握することも重要です。
仕入れ先のシェアを知っておけば、資金繰りが適正なものになります。
売り上げの考え方も重要なもので、時間帯ごとに平均単価や原価率を記載し、予想売上や経費の金額を算出して予想利益を表します。
開業に必要な資金としては、売り上げや売上原価をはじめ、人件費や減価償却、金融機関などから借入する場合は返済計画表も明確に示します。
必要な資金は3年分の経費バランスを記載すれば、カフェの経営がわかりやすくなります。
カフェ開業の事業計画書の書き方注意すること
優柔不断なことを書くのはあまりおすすめできません。
例えば「事業がうまくいけば、2店舗目を出したいです」というより、「3年後を目処に2店舗を開店予定」と書いた方がインパクトがありますし、実現しそうな感じがします。
あくまで計画は予定段階なので、できるかなーできないかなーと思うことでも、言い切った方が説得力が増します。
このあたりも知っているといいと思います。
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