飲食店開業の失敗例と回避方法

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飲食店開業「開業のためのノウハウ」飲食店の経営は、注意しないと色々と失敗しやすいビジネスです。
実際に開業する時は、飲食業界のリスクについてしっかりと知っておく必要があります。
ここでは、飲食店の開業の際に考えられる失敗とその回避方法について見ていきましょう。

他店と差別のために利益が得られない値段設定をする

飲食店を初めて開業する際に陥りやすいのが、利益が取れないような他店との差別化をしようとすることです。

飲食店は比較的簡単に始められますが、その簡単さ故に競争が激しくなる傾向にあります。
そのため、他店との差別化を図り、自分のお店にしかない「売り」をつくることは重要です。

しかし、他店との差別化が重要とは言え、利益が取れず赤字になるようなサービスの提供はおすすめできません。

例えば、最近は牛丼屋をはじめ激安を売りに出している飲食店をよく見かけます。
大手のチェーン店などではコストや人件費を削る術があるので、激安を売りにしても問題ないですが、
新規で飲食店を開業したばかりのお店でそのような値段設定をしては、資金繰りが上手くいかずに閉店してしまう可能性が高いと言えます。

飲食店を運営していくために大切なのは利益が取れる値段設定をし、それに見合うサービスを提供することです。

業態と立地が合っていない

飲食店を開業・経営するにあたり、立地選びは重要なポイントです。
人通りが多い場所を選べば良いわけではなく、業態と立地が合っていないせいで全くお客が入らないことも考えられるのです。

例えば居酒屋を開業しようと思っている場合、ターゲットとなるのはお酒が飲める年代の社会人や学生が一般的です。
しかし、開業地として選んだ立地が小中学生くらいの学生や子育てしている主婦が多く住んでいるような場所では、
よほどサービスが良くない限り、居酒屋に来店してくれることはないでしょう。

飲食店を長く続けるためには、自分の業態のターゲット層を把握した上で適正な立地を選ぶことが大切です。
物件の契約を交わす前に立地周辺を歩いてみて、どんな年代・性別の人が働いているのか、または住んでいるのかを見ておくことをおすすめします。

商品やサービスに手を抜かない

飲食店はお客が入らないことには成り立たないため、お客様のことを考えて営業することが重要になります。

お客様が多く入ると忙しくなり、それがきっかけで商品やサービスの質を落としてしまうことも考えられます。
そんな時に何らかのクレームが入ってお店の評判が落ちてしまっては、来店率を下げてしまいかねません。

たとえ忙しいとしても商品やサービスに手を抜くようなことさえしなければ、長期的に飲食店を経営することができます。
価格以上のサービスを心掛けるようにしましょう。


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