カフェ開業をしたいけどお金がいくらくらいかかるのか気になるところです。
テナントの家賃はある計算すれば見込みがたちますが、内装費はさっぱりわからないことが多いです。
カフェ開業にかかる内装費の目安と内訳についてお話しします。

カフェ開業時の内装費用はいくら？

結論からいえば、
内装が全く無いスケルトンの状態の場合
１坪あたり20万円～40万円
が相場だといわれています。

20坪だとすると、400万～800万くらいということになります。

10坪くらいであれば、
200万～400万くらいになります。

同じ内装でも面積が多いほど割安になり、狭いほど割高になる傾向にあります。

居抜きのカフェからリニューアルするのであれば、「リメイクするだけ」といった感じで行う場合20万～30万くらいでできるケースもあります。
但し20坪を超えると、広すぎて手に負えないので、手間のかかる作業は、工事会社に任せた方が無難です。

内装費の内訳はどんなものがあるの？

・間仕切り工事
・造作工事
・塗装工事
・ドアガラスなど建具
・造り付け家具

などがおもな名目です。
このなかで、高額になりやすいものは、造り付け家具です。

造り付け家具というのは、いわゆるオーダー家具のことで、収納や会計カウンターなどがそれです。
スペースの問題でどうしても既製品の家具のサイズが合わない場合以外は、なるべく家具店で購入する方が、安く済むことが多いです。店舗専門の家具メーカーもありますので、調べてみるといいと思います。

実は、工事費用はこれだけではありません。

内装以外に「設備費用」が必用です。

・給排水工事
・換気工事
・電気工事
・トイレ洗面所などの衛生設備工事
・空調工事
・看板工事
・厨房機器
・イスやテーブル、会計カウンターなどの家具
・商品の陳列棚

概算を書きたいところですが、現況によるので、実際の現場を見ずして見積もることはできません。（ネットに概算があっても当てにしないでください）

例えば、
・エアコンがあっても移動しなくてはいけない。
・重さと防水の関係で厨房の床を補強しなきゃいけない
・既存の看板を外したら下地が腐っていた
などなど・・・
数万の追加費用で済むものもあれば、100万200万増えてしまったという例もあります。

リスクを避ける意味でも、契約前に有識者に物件を見てもらったり、元々カフェだった物件が安全パイといえます。

カフェ開業ならこちらも要チェックです
[ カフェ開業に必要な設備とは ]
[ カフェ開業時に必要な厨房設備・厨房機器とは ]
[ カフェ開業時に必要な経費・運転資金の考え方 ]
[ 低資金でカフェを開業する方法とポイント ]

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