飲食店開業にかかる初期費用とは

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illust_01どのような業種でも、新しくお店を開業しようとすると様々な費用がかかります。
その費用をしっかりと把握しておかないと、開業早々ピンチに陥るという最悪の事態にもなりかねません。
では数ある業種の中で、飲食店を開業しようとした場合、初期費用としてはどのような物を考えれば良いのでしょうか?

お店をオープンする為の物件準備資金

飲食店を開業する際にまず必要なのが、お店を開業する物件です。
「賃貸」なのか「購入」なのか、また「居抜き」なのか「スケルトン」なのかということでも必要な金額は大きく変わってきますが、物件を準備する際には大まかに以下のような資金が必要になります。賃貸の場合は「保証金」「礼金」「仲介手数料」「前家賃」が必要になります。購入する場合は「購入資金」が必要です。
また、居抜き物件の場合「造作譲渡費」という資金を前の借り主に支払う必要があることが多くなります。
「造作譲渡費」は内装や設備を前の借り主から購入する資金と考えれば分かりやすいと思います。
賃貸時にかかる「保証金」などの金額は家賃の6ヵ月~12ヵ月程度の場合が多くなりますが、物件によって違うので貸し主としっかりと話をすることが重要になります。

開店準備にかかる費用

物件が準備できるといよいよ開店準備です。これにも様々な費用がかかります。

まず、「設備費」です。
「設備費」には「厨房機器費」「内装費」「看板施工費」「店舗クリーニング費」「レジ、備品、テーブル等準備費」などがあります。
これらの「設備費」を抑えるためには居抜き物件がお勧めですが、居抜き物件の場合、上でも述べたように「造作譲渡費」がかかってきます。
また、店舗の規模にもよりますが「求人募集費」や「従業員教育費」なども必要です。

物件、設備、人が整ったらいよいよ開店

上記で述べたような「物件、設備、人」が整った後はいよいよ開店準備です。
飲食店では原材料がないと開店ができません。様々な食材や飲料を仕入れる必要があるのでそのための資金が必要になります。

このように飲食店を開業する際には様々な費用が必要です。
また、上記で述べた物は最低限必要な資金で、どのような業種でも開業時には運転資金として数ヶ月分のお金を用意しておくことが望ましいと言われます。
今から開業をする際にはそういったこともしっかりと調べ、開業後に慌てないようにきちんとした準備をしましょう。

ワンポイントアドバイス


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    開業までの一通りの流れを教えてほしい
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    マンツーマンなので、相談内容はなんでも自由、できるだけその場で解決・アドバイスします