低資金でカフェを開業する方法とポイント
特別な資格がなくても手軽に開業できるカフェの起業は脱サラした人やリタイヤ世代に人気があります。しかし問題なのは資金繰り。できることなら費用を抑えて開業したいものですね。
低資金でカフェを開業する方法はあるのでしょうか?
低資金でカフェは開業できるか?
例えば東京都内でカフェを開業する場合、いくらぐらいの資金が必要でしょうか。
カフェ開業にかかる費用は「店舗の賃貸費用」「改装費用」「備品」「宣伝費」等のほか、店が軌道に乗るまでの自分の「生活費」などがかかります。
これらの費用をトータルすると1000万円近くになってしまいます。これだけのお金をかけても「必ず成功する」という保証がないのも現状です。
しかし、削る所を削れば低賃金でカフェを開業する事も夢ではありません。
低賃金でカフェを開業するためのポイント
開業費用を抑えるためには、一番費用のかかる「店舗費用」と「設備投資」を安く抑えたい所です。
店舗費用は都心にこだわらず郊外などを視野に入れれば1/3くらいの価格で借りる事も可能です。
自宅で開業が可能なら自宅の一角を改装して開業すれば家賃を抑える事が可能です。
もしくは店舗用として開放されているスペースをレンタルしたり、居抜き物件などを利用すれば、家賃も設備費用も抑える事が可能です。
初心者はまず居抜き物件などを利用して費用を抑えて、ある程度資金が貯まったら移転してスケルトン物件で好きなカフェを作るという方法がおすすめです。
低資金でカフェを開業するための注意点
低資金でカフェを開業する場合「安ければいい」という考えはNGです。
賃貸物件が安い場所で開業をしても、集客がなければお店は繁盛しません。
逆に立地条件がいい所でも、カフェの場合は回転率が悪いので、狭い店舗ではお客さんがすぐに満席となり、売上が見込めなくなってしまいます。
安い物件でも集客が見込めるか、お得な物件かを見極める事が必要です。
内装なども自分の手で行うと費用を安く抑えられますが、手間がかかりすぎたり、思い通りにいかなく開店が間に合わない、などというケースも考えられるので、初めて開業するならプロに任せるか良い条件の居抜き物件を探す方がリスクが少ないでしょう。