カフェを開業するのに必要な資格や免許とは

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カフェ開業「資格・許可関連」あなたがカフェを開業しようと考えた場合、必要な資格はどのような物なのかと考えたことはありますか?
カフェのような飲食店には必ず必要な資格があります。ではどのような資格を取得する必要があるのでしょうか?

食品衛生責任者は必須

食品衛生責任者は飲食店などの営業施設の衛生管理のために、必ず一人以上置くことが義務付けられている責任者になります。
名前だけ聞くと非常に難しそうな資格というイメージを持つかもしれませんが、講習を受けることでほぼ100%合格することが出来る非常に簡単な資格です。また、栄養士や調理師などいくつかの資格を持っている人に関しては、講習を受けなくても食品衛生責任者になることが出来ます。
この資格に関しては各都道府県で受験資格などが異なるため、詳しくは都道府県の実施団体に問い合わせると良いでしょう。

お店の規模によっては防火管理者の資格が必要

防火管理者は全てのお店に必要というわけではありません。
カフェのように不特定多数の人が出入りする建物では、「収容人数30人以上かつ延べ床面積300㎡以上」の規模の店舗になると必要になります。
300㎡というと、約90坪くらい。そんな広いお店じゃないと思うかもしれませんが、1階2階に店舗があったり、オフィスが併設されている場合など、300㎡を超えてしまうこともあるかと思います。
この資格も食品衛生責任者と同様に、講習を受けることでほぼ100%合格することが出来る資格になります。
簡単に取得できる資格ですので、必要な規模以下の店舗の場合でも万が一に備えて取得しておくと良いかもしれません。

調理師の資格は必要ない

カフェのように飲食の出来るお店を開業する際に調理師免許が必要ではないかと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、上でも述べたようにカフェを開業しようとした際に絶対に必要な資格は「食品衛生責任者」のみで調理師免許は必要ないのです。
ただ、調理師免許を持っていれば講習を受けることなく「食品衛生責任者」になることも出来ますので、便利であることは間違いありません。

このように、カフェを開業しようと考えた時、資格に関してはそこまで難しい資格は必要ありません。
ただ、食品を扱う以上、衛生管理については強い責任感が必要になるのでその意識を持つ必要があるでしょう。


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