カフェを開業するのに調理師免許は必要?

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カフェ開業「資格・許可関連」新しくカフェを開業しようと考えた際、調理師免許が必要なのかということを気にする方は多いのではないでしょうか?
調理師免許はそう簡単に取得することが出来る免許ではないために、そこがネックとなり悩んでいる人もいるかもしれません。
結論からいうと、調理師免許は必須免許ではありません。
そのあたりを簡単に説明します。

カフェの開業に調理師免許は必要ない

先の通り調理師免許は無くてもカフェを営業することは可能です。
そもそも、調理師という資格自体が名称独占資格になるため、調理師にのみ可能な業務という物は基本的には存在しません。
一定の業種や条件などが当てはまった場合に「設置するように努めなくてはならない」という努力義務が発生する場合や一部特殊なフグの調理などは別です。

そのかわりに「食品衛生責任者」を取得する必要があります。資格要件があるので、そのこともご紹介します。

ではカフェの開業の際には何が必要?

カフェを開業する際に必要な資格は
「食品衛生責任者」のみです。
この資格は講習を受講することでほぼ確実に取得することが出来ます。

参考までに東京都の資格要件をご紹介します

東京都調理師免許資格要件
年齢17歳以上で受講可能です。但し、現役の高校生は受講不可。外国人は、日本語が理解でき、在留カードまたは特別永住者証明書があれば取得可能です。
住所地、勤務地、従事経験の有無、学歴等は問われません。

 
東京都では、月10回程度開催しており、一日で終わります。
更新も無いので、カフェをやりたい方は早めに取得しておくといいです。

ただ調理師免許を持っている人は講習を受けなくても「食品衛生責任者」となることが出来ますので、その点は有利に働くと言えます。

このようにカフェを開業する際には調理師免許は必要ないのです

飲食店には調理師が必ずいなくてはならないと思っている人も多いでしょうから、この事実は意外だと思う人も多いでしょう。
このことを知ることで、カフェを開業しようと考える人のハードルが下がるかもしれません。

しかし、食品を扱ってそれをお客さんに提供するということは、お客さんの安全に左右することがあるということを頭に入れる必要があります。
そこがしっかりしていれば、調理師免許ではなく食品衛生責任者を取得することで開業が可能なカフェは、誰でも開業することが可能なのです。

こちらも参考になると思います。
[ 飲食店の開業に必要な許可・申請・届出(役所・消防・保健所・税務署) ]
[ カフェ開業でテイクアウトを考えている時の注意点 ]
[ カフェの開業に必要な坪数・広さはどれくらい? ]


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