カフェ開業に必要な「食品衛生責任者」食品衛生責任者がいないとどうなる?


カフェ開業『食品衛生責任者』というのをご存知でしょうか。
『食品衛生責任者』は、カフェ開業時に必ず必要なポイントです。
食品衛生管理者がいない場合は、カフェの開業はできないのか?
食品衛生管理者の役割と、責任者になるための方法を今回は紹介します。

食品衛生責任者は、店舗につき必ず1人は必要

『食品衛生法施行条例』、そして『食品製造業等取締条例』によって、営業者もしくは従業員の中から食品衛生責任者を決めることが定められています。

そのため、店舗に最低1人を食品衛生責任者としておくことが必要です。
食品衛生責任者は、文字通り食品衛生上の管理を行う役割があります。
衛生上改善が必要な点を指摘し、改善措置を促したり、従業員に対して衛生教育を実施したりする必要があります。

講習を受ければ、取得可能

食品衛生責任者になるためには、都道府県の知事が指定した養成講習の受講が必要です。
1日の講習を受けることで取得が可能です。
全国各地、複数の会場で月に数回程度実施されているので、近くの会場をまずは探してみましょう。

都道府県(または市町村)によって受講料や日程が異なりますので、要確認です。
受講者数がとても多い講習なので、1ヶ月前には満席になってしまう場合があるので、早めに日程をチェックして、受講してしましょう。

食品衛生責任者がいない場合は営業ができない

食品衛生責任者が辞めてしまう場合は、新たに食品衛生責任者を定める必要があります。

営業者もしくは従業員の中で食品衛生責任者の資格保持者がいる場合は変更の届け出を保健所に提出すれば問題ありません。
もし食品衛生責任者の資格保持者がいない場合は、養成講習を受けて資格を取得する必要があります。

食品衛生責任者は、カフェの衛生を管理する重要な役割を担っています

安全にカフェの営業を行っていくためにも、しっかりと講習の受講をし、衛生管理を怠らないようにしましょう。