カフェ開業のためのセミナー(講座・学校)ではどんなことが学べるか?
念願のカフェを開きたいと思っても、何から始めればよいのか悩んでしまう人は多いと思います。
カフェ開業のノウハウ本を参考にするのも手ですが、効率よく学びたい人にはセミナーに通って学んだり、通信講座を利用したりとさまざまな方法もあります。
カフェを開きたいと思ったときの第一歩を紹介します。
カフェスクールで集中的に学ぶ(3か月~1年程度)
東京、大阪、名古屋などでは、カフェ開業を目指す人向けのセミナーが開催されています。
週1回の通学のスクールが多いため、社会人でも働きながらムリなく通うことができます。
経営者としての考え方やメニューの習得、バリスタの資格取得サポートも受けることが可能なので、初心者でも安心して受講できます。
また、調理工程をしっかり教えてくれるのもポイント。現役のプロから教わることができるため、より実践的なテクニックやトレンドを得ることができます。
調理だけではなく、オーナーとしての知識を付けたい場合のコースも用意されているため、安心して開業までのプロセスを踏むことが可能です。
カフェスクールの場合、ある程度のまとまった費用が必要で50万~100万程度の受講料がかかることが多いようです。
カフェスクールでの1日集中セミナー
カフェスクールは、長期のスクールだけではなく、気軽に参加ができる1日だけのセミナーもあります。
コーヒーの基礎知識やコーヒー豆の選び方、抽出方法を1日で学べる初心者向けのコースや、カフェオーナーに必要な経営知識や開業に必要な知識を解説してくれるコースが主な内容です。
参加費は2万円程度の設定が多いですが、数千円の参加料でコーヒー豆の選び方やコーヒーの抽出方法だけではなく、アレンジメニューの提案までしてくれるセミナーもあります。
既にカフェ勤務の経験がある場合は、必要な知識や技能を補えば良いだけですし、費用も低く抑えられるのでおすすめです。
未経験の場合は、経営から調理までまんべんなく学べるスクールが良いでしょう。
通信教育で自分のペースで学ぶ
仕事が忙しく、決まった時間にスクールに通うのは難しい人、地方に住んでいて通える範囲で受けたい講座がない人などいるかと思います。
そういった人には、通信教育がおすすめです。
スクール形式と同じく、豆の知識や選び方を学べることはもちろん、エスプレッソマシンやサイフォンでコーヒーを入れる方法も勉強できます。
スクール形式のように、受講者間の情報交換や、講師からの直接指導がないことがデメリットとして考えられますが、通信でコーヒーソムリエやカフェオーナースペシャリストの資格を取得できる講座もある点は魅力のひとつです。
金額は10万円程度で受講ができ、1.5ヶ月~6か月程度で取得できます。
カフェを開くためには、カフェの経営や店舗設計、メニュー開発など多くの準備が必要です
まずどんなことをすればよいのかを把握するためにも、セミナー等を上手く活用して、無駄のない準備ができるようにしましょう。