カフェ開業時のメニュー開発のポイントとは
カフェを開業する際に、どのようなメニューを用意するのかということは成功するかを左右する非常に重要な要素になります。ではメニュー開発をする時には、どのようなことを考えればいいのでしょうか?
力を入れる時間帯を明確にする
メニュー開発をする時に最初に考えなければならないことは、ランチとディナーのどちらの時間帯に力を入れるのかということです。
ランチの時間帯をメインと考えるのであれば、開業する場所で一番集客が見込める客層が求めるカフェ飯を考える必要があります。
ディナーの時間帯をメインで考えるのであれば、アルコールの準備とお酒が進むメニューを合わせて考える必要があります。
カフェは自由にメニュー開発が出来る
カフェの最大の特徴として、商品カテゴリーが固定されていないということが挙げられます。
つまり、固定観念にとらわれずに自由にメニュー開発が出来るのです。
他に無いメニューや、自分自身が自信を持って食べてもらいたいメニューなど自由に開発することが出来ます。
ただ、メニューを決める時には「お店として一押しのメニュー」はしっかりと決める必要があります。一押しメニューはお客様を引き付けるためには不可欠なものです。
また、一押しメニューはお店として一番数量が出ることを想定するメニューになりますので、コスト面などもきっちりと考えるようにしましょう。
出れば出るほど赤字になる看板メニューになると経営が成り立たなくなります。開業するということは、事業主になるということですので、収支の面も考えてメニュー開発をする必要があるのです。
カフェは時間消費型業態である
カフェはラーメン屋さんや、定食屋さんのなどのように食事をすることが一番の目的という訳けではありません。
ゆっくりとした時間を過ごしたくて来るお客さんも多くいるのです。
そのため、メニューを開発する時にはそういったお客さんが、ゆっくりと飲み物を飲みながら過ごすことが出来るメニューを作ることも重要な要素になります。
つまり居心地の良いお店を作らなければならないのです。居心地の良さはお店の雰囲気だけではなく、メニューでも作ることが出来ます。
上にも書いたように、カフェのメニューは自由な発想で作ることが出来ます。
ただ、自由の中にもお客様の求めるものやお店として売り出したいものをしっかりと考え、取り入れることが必要になります。
自分の店をどのようなコンセプトのカフェにしたいのかということをまずはしっかりと考え、メニュー開発を行いましょう。