カフェの開業は何から始めるべき?開業までの流れとは
コーヒーを飲む場所は、一昔前までは喫茶店が主流でした。
しかしここ最近は昔ながらの喫茶店は減り、代わりにおしゃれなカフェをたくさん目にするようになりました。
おしゃれな空間でゆっくりコーヒーを飲みながらまったりと過ごす。
忙しい現代人にとっては、至福の時間です。
そんな空間を自ら作りたいと願いカフェ開業を目指す人たちも近年増加しています。
カフェ開業は何から始める?
いつかカフェを開業したい、と思っている人はたくさんいると思います。
しかし、思っているだけではいつまでたっても実現は難しいでしょう。
開業を実現したいなら、まずは今まで抱いていた自分の中にある理想のお店のイメージを明確にしていくことが大切です。
お店のコンセプトをはっきりさせれば、どんなお客さんに来て欲しいのか、どんなメニューで勝負するのか、どんな場所で開業すれば良いのか、具体的なことが決まっていきます。
まだまだ、イメージが1つにまとまらない。という場合は、実際に自分が好きなカフェに足を運んでみたり、カフェ経営に関する本を片っ端から読んでみたりすると良いでしょう。
また、最近では大手コーヒーチェーン店が全国各地にあります。
大手と差別化できるものを取り入れることも大切です。
例えば、そのお店でしか食べられない手作りケーキを売りにしたり、ハンドメイドの雑貨販売をしたりというのもその手段と言えるでしょう。
カフェ経営のノウハウを知るには、実際のカフェで働いてみるのが一番の方法です。
商品の仕入れから、接客、店の宣伝方法までさまざまなことを勉強ができるでしょう。
開業までにすることは?
店のコンセプトや開業する場所など具体的なことが決まれば、あとは開業に向けて一気に突き進んでいきます。
まずは、お店を開業するための物件探しから始まります。
物件を探している間にも、資金調達などやることはたくさんあります。
自己資金で足りない場合は、日本政策金融公庫や、地方自治体が行っている融資制度もありますので、各所に問い合わせてみましょう。
また、飲食店を開業するなど、新しい事業を始める人に対しての返済不要の助成金制度もあるので、ハローワークにも一度確認しておきましょう。
そして、飲食店を開業するためには、さまざまな届出が必要です。
飲食店開業の申請をして、保健所から開業の許可が下りないとカフェを開業できません。
必ず、カフェ開業に必要な書類を事前に確認しておきましょう。
開業の許可を得たら、内装工事を始め、厨房設備や空調設備も取り付けていきます。
食器や店のインテリアなども入れていき、だんだんと自分が夢見てきたことが現実となってきます。
お店の内装工事と並行して、具体的にお客様に提供するメニューを決め、仕入れルートなども決めていきます。
全ての準備が出来上がったら、開店までの間に少しでも多くの方に店のことを知ってもらうために宣伝活動を行います。
このように、カフェ開業までには、やらなければならないことが山のようにあります。
1つの見落としもなく計画を進めていくには、やはり綿密な計画作りが大切です。
細かいところまで計画を立て、夢を実現させましょう。