料理が出来ない人間でもカフェ開業は可能?
カフェや飲食店を開業している人は、調理師免許を持っていて料理が出来る人。
と、勝手に想像していませんか?
実は、調理師免許を持っていなくても、料理が出来なくてもカフェや飲食店を開業できるのです。
料理が出来ないのに、どうやって食事を提供するの?
では料理が出来ないのに、店でどうやって食事を提供するのでしょうか。
まず一言でカフェと言っても実にさまざまな店があります。
ドリンクメニューだけで、図書館のように本が自由に読めたり、パソコンを自由に使えたりする店もあります。
また料理はもちろん、お酒メニューまで充実しているレストランのようなカフェもあります。
料理が出来ないのであれば、自分が提供できるものだけメニューにすれば良いのです。
カフェには必ず料理メニューを置くという決まりはありません。
また、自分が料理できないなら、料理できる人を雇うという方法もあります。
そして最近では、温めるだけで良いパスタやハンバーグ。牛乳を加えるだけで良いプリンなど、非常に便利な商品がたくさんあります。飲食店向けにそのような商品を販売している卸業者もたくさん存在します。
中には、卸売業者の食材を使ったメニューを提案したり、調理方法や配膳方法まで指導してくれる業者もあります。もし料理は得意ではないけれど、もう少しフードメニューを充実させたいと考えたときには、利用してみる価値はありそうです。
料理よりも魅力的なものを提供できるカフェを目指す
しかし最も大切なことは、料理に自信がないのであれば料理よりも魅力的なものを提供できるカフェを目指すことです。
例えば、小さなお子さん連れのママ達にのんびり気兼ねなく過ごしてもらえるカフェを作るなら、料理よりもカフェの雰囲気作りが重要になります。
赤ちゃんがハイハイしても良いように広々とした空間を作ったり、おもちゃや絵本を置いたり、個室を作ったり。そんなカフェならママ達にもきっと喜ばれます。
家でなかなか集中して勉強が出来ない学生のための居心地の良いカフェを作るなら周りを気にすることなく長居できる座席作りをしましょう。
無料で読める参考書や本を置いたり、無料で使える電源やWi-Fiを設置すれば勉強がはかどるカフェとして重宝されるでしょう。
ですので、カフェを開業するためには料理は出来なくても大丈夫です。
大切なことは、お客さんに一番提供したいことは何なのか。
どのような店を作りたいのかを、はっきりさせることです。