飲食店開業後すぐに閉店に追い込まれてしまう原因とは
飲食店は開業してからいきなり繁盛するといったこともありますが、中にはすぐに閉店に追い込まれるといったこともあります。
閉店に追い込まれる原因には様々あり、お店の立地や来店数などがその原因にあげられます。
「うちは大丈夫だろう」と思っていても、いつかは閉店になる可能性もあるので、注意が必要です。
飲食店の開業に関する驚くべきデータ
飲食店は開業しやすいですが、その反面競争が激しくなる傾向にあります。
開業2年以内で閉店する飲食店の割合は約50%というデータもあるようです。
競争が激しい飲食業界なので、大手チェーン店の参入もあって個人経営のお店は生き残りが必須です。
閉店しないようにするためには固定客の存在が必要で、いかにお客様を獲得していくかが勝負どころでしょう。
閉店しやすい飲食店の特徴とは?
閉店しやすいお店の特長は、先ほどのように開店して2年以内のところが多い様です。
立地条件で見ていけば、小規模で広さは20坪未満、立地タイプは住居立地になっているところが多い傾向です。
お店の規模が小さいと、どんなにたくさんの来店があったとしても回転率や収容に限界があり、集客しにくくなってしまいます。
立地タイプが住居になると、周りの住民に迷惑をかけてしまうことも考えられるので、開店に向かない場合もあると考えられます。
飲食店の閉店が出てくる理由
飲食店がオープンすると、一度は行ってみたいというお客様が多く来店します。
最初の内は良くても、後で新しいお店ができると次第に客足が減ります。
開店後の対策について、開店前に考えるべきです。
また、たとえ料理に自信があっても、飲食店経営の知識が乏しいとうまく経営できません。
料理がおいしいのに閉店してしまうお店が多いのは、コスト管理を含めた経営の知識が乏しくてうまくいかなかった場合が考えられます。
競争が激しい業界なので、競合店や大手のFC店舗が周りに出店すると売り上げにかなり影響し、価格競争の末に閉店に追い込まれる事例もあるのです。
飲食店は特に経営に気を付けなければいけないことを、よく知っておきましょう。