カフェ開業時に必要な経費・運転資金の考え方

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カフェ開業「資金関連」カフェを開業するには、必要となる資金を用意する必要があります。
開業までに必要な資金と、開業後に当面必要となる資金の2つの観点から考えて資金計画を立てていきます。

後者にあたるのがカフェ開業時に必要な経費や運転資金です。
カフェ開業時に必要な経費と運転資金についてまとめました。

カフェ開業時に必要となる費用について

カフェ開業前には多額の費用が必要になります。
店舗の家賃や保証金などの物件取得費、内装工事などの設備投資費、広告や求人などの開業費などです。

どこで営業するかによりますが、開業準備資金としては500万円から1000万円前後用意することが多いようです。
カフェ開業後は、人件費や家賃、材料費など毎月かかる費用が発生します。
理想を言えば、これらの費用は基本的に売上からまかなっていくものです。

ですが開業当初はまだお客様も少ないため、カフェ経営を軌道に乗せるまでは持ち出しの資金でしのいでいく必要があります。この費用のことを運転資金といいます。

飲食店が軌道に乗るまで半年以上かかることがほとんどです。
毎月必要な経費の半年分が予め用意できると安心です。
目安としては開業準備資金とほぼ同額あるとよいでしょう。
開業資金や運転資金をすべて自分で用意するのは大変なので、助成金や借入等をうまく利用するようにしましょう。

カフェ運営時の経費について

カフェ開業後は毎月必要な経費が発生します。
カフェ運営に必要な経費はどのようなものがあるでしょうか。

まず必要なものとして家賃・テナント代があります。
家賃の目安は月の売上の10%から15%くらいです。

人を雇った場合の給与は人件費に含まれます。
これは売上の25%~30%程度を目安とします。

カフェメニューの材料費は売上の30%以内に抑えられるとよいですね。
水道光熱費や広告費、消耗品などの雑費は売上の20%以内に抑えます。

これらを引くと売上の10%前後が利益となり、この利益が経営者の収入となります。
カフェを経営を長く続けるためには売上と経費のバランスが大切になります。

上記に述べたように、開業後半年間は売上ですべての経費をまかなうことは難しいとされています。
早期に経営を軌道に乗せて売上を確保し、売上から経費を捻出するよう努力していきましょう。

経営が軌道に乗った後も、経費を常に見直していきましょう。
適正な利益を確保していくことが経営を長く続けるポイントになります。


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