カフェ開業までの準備期間は通常どのぐらい?
カフェを開業しようとした際、準備期間はどのくらいを想定すれば良いのでしょうか?もちろん人によって全く違ってきますが、一つの例として紹介しようと思います。
食品衛生責任者資格の取得
まずカフェの開業には食品衛生責任者の資格を取得する必要があります。
この資格は都道府県の実施団体ごとに講習がある日が違いますので、それを調べて講習を受け取得しなけばなりません。
カフェの開業を考えた場合はまずこの資格を取得するまでの期間が準備期間となります。
店舗選びと契約、改装
カフェのような飲食店を開業する場合、お店を出す場所は非常に重要になります。
どのような店にしたいのかということなども踏まえて場所選びをする必要があります。
また、良い物件が見つかったからといってすぐにお店を開業できるわけではありません。
物件の状態によっては掃除などを業者に依頼する必要があり、その後はお店のイメージに沿った改装が必要な場合も多くなります。
改装などが必要な場合は最低1ヵ月程度かかることも珍しくありません。
保健所への申請など
物件が決まったら保健所への営業許可申請が必要になります。
これは物件引き渡しの2週間ほど前に行うことが普通になります。
必要な備品をそろえていよいよ開店
カフェに絶対な必要な物の中にお客さんが使用する椅子やテーブルがあります。
厨房機器などはある程度前もって準備をすることも出来ますが、椅子やテーブルは改装等が終了してからでないとイメージがわきにくいと思います。
改装などが終わり、お店のイメージが出来る状態になったらそういった備品を購入します。
このように、お店の準備や役所への申請などだけでも数ヵ月かかる場合もあります。もちろんこれらは同時進行で出来ますので、進め方次第では縮めることも出来ます。また、お店の規模によっては従業員を雇うということもあると思います。
そうなると、募集~採用、教育とさらなる準備期間が必要になります。最初にも言ったように、この準備期間は人によって全く違ってきます。
しかし、きっちりとした準備をしなければ上手くいかないということは全ての人に言えることですので、焦ることなくしっかりと準備をすることが必要になるのです。