カフェの開業に必要な坪数・広さはどれくらい?


カフェ開業「開業のためのノウハウ」「常連さんを相手にしたこじんまりとしたカフェを開きたい」という話はよく聞きますが「不特定多数の人がわんさか押し寄せるだだっ広いカフェを開きたい」という話はあまり聞きません。
はじめてカフェを開業するのに必要な坪数や広さはどれくらいでしょうか?

カフェの開業に必要な坪数・広さとは?

カフェ開業の初心者に向いている坪数は「10坪」と言われています。
客席数の計算方式は、
「坪数×1.5」
と言われ、10坪でだいたい15席程が見込まれます。

店舗の中は客席だけでなく、厨房も必要です。
カフェの厨房の大きさは全体の大きさの20%~30%が標準とされているので、10坪のカフェで想定すると
「客席に75%、厨房が25%くらいの割合」
となります。
カフェの席数の出し方は「10坪×1.3」というのもあり、この場合だと客席は13席になります。

ゆったりしたカフェならば13席位。
回転率での売上を考えるとやはり差が出てきてしまいますので、15席の方がおすすめです。

カフェの売上に直結する回転率と入店率とは?

カフェの売上はお客さんが来てくれるだけでは向上しません。
15席の客席をいかに効率よく回転させるかによって生まれる「回転率」が大きく作用します。

たとえば同じ10坪のお店でも、4人用テーブルだけを置く場合と、カウンター席と2人掛けの席を置く場合では、ランチタイム時でのお客さんの回転数に大きな差が生じます。

15席あっても4組のお客さんしか座れない場合と、8組のお客さんが座れる場合では単純に売上が倍違ってきます。
カフェの席数を最大限に生かして回転率のいい店にする事も重要な課題です。

また回転率を良くしても「入店率」が低ければ、15席の客席も無駄になります。
出店場所を決める場合には、店舗前の通行量やライバル店舗の有無を調査し、1人でも多くのお客さんが入店してくれるような店づくりを心がけましょう。

カフェには大勢のお客を収容できる「広さ」は必要ありませんが、居心地の良い空間を作る為にも、狭い土地でも空間を生かしたレイアウト配置をしたり植物を置いてみたりなど「ゆっくりくつろげる空間づくり」も大切です。

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